車と生活設計
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 男なら一度は超高級な輸入車に乗ってみたいとは思うもの。だけど、夢は夢、現実は現実ということで、いまは国産のいわゆるコンパクトカーってやつに乗っている。ダイビングやキャンプに行くときに、少々トランクが狭いってのはあるけれど、いまの生活スタイルには合っているし、年間に結構な距離を走る身としては、燃費や維持費を含め、何より経済的なのが一番として気に入ってはいる。まぁ、狭小な我が家のキチキチのガレージにマセラティなんか停まっていても、何だか『無理して乗ってる感』が丸出しになりますから…。

 多分にやっかみが含まれているのは否めないけれど、せっかく高級車に乗っていても『無理して乗ってる感』が出てしまった時点で、一転して貧乏臭さが漂ってしまうような気がする。我が家よりキチキチのガレージにハマーが停まっているのを見たときには、ドアは開かないから、きっとハッチバックから乗り降りしてるんだろうな~と思うと、もうそこには気の毒さしかなかった…。回転寿司にさっそうとベントレーで乗り付ける人を見たときも、駅前でアストンマーチンに無理矢理ママチャリを積もうとしている人を見たときも、ランボルギーニで余所より少しだけ安いコインパーキングの空車待ちをしている人を見たときも、フェラーリのルーフに布団やら衣装ケースを縛りつけて、引越しをしている人を見たときも…。

 根っからの車好きで、生活費を切り詰めて切り詰めて、やっと憧れの車を手に入れたってのも素敵なことだと思うけれど、超高級車を『無理して乗ってる感』なく格好良く乗るためには、車体の購入金額より何より「お寿司が回るってどういうこと?」ってくらいハイソな生活を維持するだけの経済力がないとダメなんだろうな~。やっぱり背伸びせずに、自分の生活設計に合った車を選ぶのが僕には一番。 まぁ、何を言っても結局のところ、乗れるだけでも羨ましい…ということで。僕の車では民宿には行けても、高級ホテルの車寄せには乗り付けられないもの…。
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by ajicoba | 2011-12-08 18:40 | エッセイ
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