大人として
 年甲斐もなく仮面ライダーシリーズが楽しみの一つだ。最近の仮面ライダーは大変なことになっている。現在放送中の『仮面ライダー響鬼(ヒビキ)』は妖怪を退治する『鬼』の物語。このヒビキは改造人間でもなければ、変身ベルトもない。主に車で移動するので、もはやライダーでもない。鬼である。詳しいストーリーは書かないが、子供には勿体ないくらい面白い。日曜朝8時のオンタイムで見たいのだが、いかんせん夜型人間である。平日でさえ10時以前には目を覚まさないのに、日曜だけ8時に起きるのも、やっぱりどうかと思う。よって見逃すことが多い。そこでDVDをレンタルしてまで見るのだから、大人として少々困ったものである。

 先日、最新巻がレンタルリリースになっていた。早速パッケージを手に取って裏面など読んでいると、横で声がした。「ヒビキないぃぃ〜」。見ると、若いお母さんに連れられた男の子が半ベソをかいている。「ビビギだいぃぃ〜」今にも半ベソが本ベソになりそうな男の子に「はい、どうぞ」と手に持っていたDVDを渡してあげた。どうやら最後の一本だったようだ。「そんな、お気遣いなく。○○ちゃん、今度にしなさいね。えっ? ほんとにいいんですか? すみませ〜ん。○○ちゃん、ほらっ、ありがとうは?」と恐縮するお母さんに「大人として当然ですッ」と言わんばかりの笑顔で応え、その場を立ち去った。

 
 少年よ、母さん美人で、良かったね   アジコバ
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by ajicoba | 2006-01-17 06:17 | エッセイ
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アジコバの考える毎日
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