地震・カミナリ・火事・○○
f0018077_14162859.jpg よく『人生で師と呼べる人に巡り逢うのは幸せなことだ』と言われますが、その点、僕はとっても幸せものです。世間で『師匠』というと、それはもう厳しくて、恐いイメージですが、僕の師匠もやっぱり、それはそれは、それはもう『師匠』です。僕の師匠というのは、以前に勤めていた出版制作会社で、僕の前任のデザイナーをされていた方。今は大阪でデザイン事務所をされています。僕がアシスタントに就いたのが、丁度、師匠がその出版制作会社を辞められる直前で、仕事の引き継ぎ期間(つまり僕の修行期間)が半年弱と短かかったこともあり、ヒヨッ子の僕を一人前にする為、努めて厳しくされていたのですが、そりゃもう恐かったのなんのって…。怒鳴り散らされて、会社近くの公園で泣いたこともあったっけなぁ。地震、カミナリ、火事、師匠。それ以来、僕の恐いものランキング72ヶ月連続ブッチギリでナンバーワン。この先も一生、ランク圏外に消えることはないでしょう。その分、感謝の気持ちもね。情にもろくて、温っかくって、でもやっぱり恐いんだなこれが。未だに仕事をお手伝いさせてもらったりすると、ガチガチ緊張しちゃいます。いつ張り倒されるんじゃないかと。あっ、言い忘れてました。師匠、女性なんですけどね…。

 まぁ、今ではデザインの師匠ってだけでなく、人生のお師匠さんでもあり「ママ」と呼ばせてもらってたりします。僕のことをボロカスに言ってくれる、ありがたい存在で、ちょっとでも僕が天狗になってたりすると、その鼻をボッキボキに折ってくれます。女の子とお付き合いするにしても「この子、ママに紹介しても大丈夫かな?」ってのが、親のことより先に頭に過ったりする訳で…。

 デザイン事務所を立ち上げて3ヶ月、おかげさまで、なかなかに順調な滑り出しです。独立し、一人で仕事を初めて「こんなんどう思う?」って訊けたり、「もうやってられへん!」なんてグチれる相手がいないのが、どんなに不安なことか知りました。ある意味とても孤独な戦いです。でも、一人でやってみてよく判ったことは、僕の仕事を、僕の存在を必要としてくれる人が少なからずいるってこと、そして、自分は周りのいろんな人達に生かされているんだってこと。本当にありがたいことです。感謝。
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by ajicoba | 2008-09-22 10:37 | エッセイ
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アジコバの考える毎日
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