カテゴリ:エッセイ( 58 )
五輪
f0018077_611774.jpg オリンピック真っ只中ですね。今回の開催地である北京は時差1時間。まぁ、この時差1時間ってのが、ありがたいのかどうなのか…。前回のアテネは時差6時間でした。自ずと日本での中継は夕方から深夜、朝方にかけてだったので、毎日寝不足で仕事をしていたなぁ…と。ところが、今回は時差1時間。無理をせずともバッチリ観れるじゃないか!と喜んでいたものの、実際は仕事時間と完全に被ってしまって、どっち付かず…。仕事への集中力まで切れてしまっております。近隣国開催だと、こんな不都合があるんですね。やっぱり、オリンピックやワールドカップは「明日の仕事、どうなっても良い!」ってくらいの覚悟で観るのが良いのかもしれませんね。「伸身の新月面の描く放物線は栄光への架け橋だ!」あのシーンで流した涙にも「観れて良かったぁ」「起きてて良かったぁ」ってのが、30%くらい含まれてたと思いますもん。

 話は変わりますが、今回のオリンピックでは放送技術の向上に伴ってか、スローとかスーパースローが多用されてますね。選手が魅せる一瞬のパフォーマンスを捉えようとする意図は良く判るのですが、どうも若干の悪意が感じられるのは僕だけでしょうか? そりゃ選手は必死ですよ。誰だって全力で走ったり、跳んだり、泳いだりしたら、凄い顔になりますよ。顔の肉だってブルンブルン揺れるし、白目にだってなるし、ときにはヨダレだって出ますよ。何もそれを、わざわざスーパースローにしなくたって…。映している目的は、そこじゃないって判っていても、どうやったって気になりますよ。あんな技術をどんどん導入されたら、これからの選手は競技中の顔まで意識しないといけなくなっちゃいそうで心配なんです。めっちゃ笑顔の100メートル走とか、ターンする度にカメラ目線のハンマー投げとか、見たくないなぁ。あと、なぜコーチのガッツポーズをスローにする必要がある?
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by ajicoba | 2008-08-21 05:52 | エッセイ
大富豪
 『壁に耳あり、障子にメアリー』なんて、誰にでも長年に渡る勘違いの一つや二つはあるもの。僕の場合は『月極駐車場』です。「ツキギメ」を「ゲッキョク」と読んでいた?いやいや、そうじゃありません。「ツキギメ」と読むことは、小さな頃に父親に教えてもらったので、ちゃんと「ツキギメ」と読んでいたのですが、僕の場合はその先、『月極駐車場』は『月極さん』という人が経営している駐車場だと思っていたのです。高校を卒業するまで、あまり京都以外の土地に出ることもなかったし、たとえ出たとしても、わざわざ余所の駐車場に気を留めることなどなかったので、京都中にある殆どの駐車場は『月極さん』が経営しているのだと…。「ここも月極駐車場」「ここも月極ガレージ」。こんなにたくさんの駐車場を持っているなんて、きっとモノ凄いお金持ちに違いないと…。それが大学浪人中、東京に一時下宿して予備校に通っていたとき、下宿先のアパートの横にも『月極駐車場』がありました…。十八歳の暑い夏でした。オヤジ…、どうして読み方だけを教えたんだ…。
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by ajicoba | 2008-08-20 03:27 | エッセイ
ムダ知識
 どうでもいいことを知ってしまうと、恐ろしくどうでもいいことを考えてしまいます。例えば、女性雑誌の後ろのほうのページ、別段興味は無いのに、病院の待ち時間なんかにパラパラ見ていたりすると、『永久脱毛 両ワキ21000円』。そんなことを知ってしまったが為に、また別の日「おっ、この店は16000円か。あの店よりエライ安いなぁ。でもなぁ、安いってことは、やっぱり設備とかが古かったりすんのかな…、いや、どっちか言うたら人権費の問題なんかな?…、ってことは、あんまり慣れてない下手クソな人が…、って、あんなもんに上手いとか下手とかあるんやろか? 上手い人は『脱毛スタイリスト』とか呼ばれてて…、いや、ツルツルにしてしまうのにスタイルもクソもないやろ。もしくは『脱毛マエストロ』とか…。脱毛マエストロ? 脱毛職人? 脱毛職人って、なんかハゲ散らかしたオッサン出て来そうで嫌やわ〜。脱毛する前に、オマエが植毛しろよって感じやもんな。アレってくすぐったいんかな? ワキの下やもんなぁ。くすぐったそうやなぁ。でも、やっぱり毛を抜くんやから痛いんやろか? 下手クソな人にされると、めっちゃ痛かったりすんのかな? 『もし痛かったら手を上げて下さいね〜』なんて言われたりして…、って、最初っからずっと上げてるっちゅうねん」。

 気がつけば、恐ろしくどうでもいいことを、延べ延々と考えていたりします。全くもってムダな時間。余計なことは出来るだけ知らないほうが良い。浅田麻央の愛犬の名前、だとか…。大仁田厚が50キロ痩せた、だとか…。三善英史のカミングアウト、だとか…。

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※ムダ知識 一休さんと、キテレツと、パタリロのマライヒは同じ声。
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by ajicoba | 2008-08-09 03:46 | エッセイ
ナイスショット
 まだ初心者ゴルファーだからかなのか「ナイスショット!」が上手く言えません。自分が打って「ナイスショット!」って言ってもらったらスゴく嬉しいし、一緒にコースを回っている人にも言ってあげたい。ラウンドするときには「ナイスショット!」とか「ナイスアプローチ!」とか「ナイスイン!」なんて言うのが、ちょっとした礼儀みたいになっているんですが、なかなかこれが難しいんです。打ったボールがフェアウェイに落ちてから「ナイスショット!」なんて言うのは、何だかもう遅いような気がするし、かと言って、打ってすぐ「ナイスショット!」って言ってみたら、意外とボールが曲がって行って、林の中、池の中にってことも…。ちょっとした気まずいことになります。打った本人が納得してないのに「ナイス!」なんて言われたくないでしょうし、だからって、黙ってたら黙ってたで「あ〜ぁ、やっちゃたぁ」みたいな空気出しちゃうし…。自分の後輩とかになら「ドンマイ、ドンマイ!」なんて言えるけど、目上の人に「ドンマイッ!」なんて言った日にゃ、ねぇ? 「ナイスイン!」にしたって、ロングパットやスネークラインを読み切ってのカップインなら、何の迷いもなく「ナイスイン!」って言えるんだけど、3パット、4パット目の残り20センチを決めたところに「ナイスイン!」ってのも、かえって嫌味になりはしないだろうか?と、それはそれで心配になってしまいます。かと言って、やっぱり何も言わないのもなぁ…。「ナイスアプローチ!」に至っては、毎回言ってる途中で噛んでしまいそうになるので…。でも、やっぱり黙ってるのもなぁ…。
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by ajicoba | 2008-07-23 15:14 | エッセイ
リップのエル
f0018077_2305215.jpg 玄関先で誰かが大きな声で話している。どうも中年男性が携帯電話で話をしている様子。何処かの電話番号を相手に伝えたいらしく、躍起になっている。「ゼロ、ナナ、ニィの…、違う違うニィ、ニィ〜! 違うニィや、イチニィのニィ、イチの次、そう、せやからワンツーのツー、そう、そのツーや、そのツー、ゼロ、ナナ、ツーの…」。「ニィ」がいつの間にか「ツー」でも構わなくなったのは置いておいて、電話の相手は一体何と「ニィ」を聴き間違えていたのか?数字で聴き間違えそうなのは「イチ」と「ハチ」くらいのものだろうに。そのほうが気になって仕方がない。まぁ、ようやく伝わって一安心。

 数字ではあまり経験がないけれど、メールアドレスなどのアルファベットを電話の相手に伝えるときには、確かに困ったりします。「B」と「D」だったり「D」と「T」だったり、他のアルファベットも電話では、なかなか伝わりにくいもの。そこで「エルはリップのエル♪」みたいに「○○のエー」だとか「○○のビー」だとか言うのだけれど、この「○○」に入れる英単語が困りもの。咄嗟に出てこなくちゃいけなくて、しかもセンスが問われる大問題なのです。「リップのエル」なんて言ったら、言った自分どころか、言われた相手まで顔が赤くなりそうだし、「ラブのエル」ってのもキザっぽくって何だかなぁ。「ラブリーのエル」なんて言う男と仕事したくないし、だからって「ロングのエル」とか「リトルのエル」じゃ伝わりづらいし、「ラビットのエル」って、それ「アール」じゃねぇかって話だし、「ルイス・ハミルトンのエル」なんてF1好きにしか分かりません。

 聴き取り易くって、短くて、みんなが知っている。しかも綴りが正確。そして言った後に赤面しない。今のうちに自分のメールアドレスの伝え方くらいは考えておいたほうが良さそうです。咄嗟に出てくる英単語って、結構恥ずかしいから。特に男性、咄嗟に出てくる「○○のエス」なんて大抵がアレですから…。
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by ajicoba | 2008-06-20 06:16 | エッセイ
それなりの覚悟
 タトゥがある友人に会ったせいか、自分にもタトゥが入っている夢を見ました。左の二の腕に青々と彫られていたのは『ベルマーク』。本当に夢で良かった。
 今のところ身体のどこにもタトゥは入っていません。「親にもらった身体に…」っていう考えでもなく、「全く興味がない」って訳でもなく。ときどき「もしタトゥを入れるとしたら、どんなのにしようか?」なんて考えてみたりするのですが、結局思いつきません。だから入っていません。よくあるロコ系のタトゥを入れるにしても、波乗りしないし、フラダンスしないし、何よりハワイに行ったことないし。十字架や聖書なんかにしても、クリスチャンではないのでちょっと…。かといってお釈迦様ってのもねぇ…。鯉の滝登りじゃ本気過ぎるし。蝶やバラじゃゲイっぽい。一番好きな動物?…ハリネズミだし。犬も好きだけど、好きな犬はフレンチブルドッグだし。一番好きな食べ物?…エビフライだし。一生背負うものだから、それなりの覚悟をもって挑みたいものだけど、エビフライじゃ相当な覚悟が要るよなぁ。そんなことを考えながら寝るから、ベルマークの夢なんて見るんだな。
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by ajicoba | 2008-06-06 15:58 | エッセイ
飼い主に似る
 コンビニの前に茶色のトイプードルが繋がれていて、買い物中だろうご主人を待っています。近づくと鼻を鳴らしながら擦り寄ってくるので、辛抱たまらずその場にしゃがみ込んで膝の上に乗せてやると、顔をベロベロに舐めてくれました。お返しとばかりクリクリヘアーを揉みくちゃにしてやりました。
 
 シャンプーの良い香りがする、可愛らしいリボンなんかしちゃってるワンちゃん。「飼い主に似る」なんてのは、よく言われることで、そんなこんなしているうちに、ちょっと水商売っぽいキレイなお姉さんがコンビニから出てきて「ワンちゃんお好きなんですね♥うふッ」「この辺にお住まいなんですか♥うふッ」なんてことにならないかな?とニンマリしかけたところに「おっ、兄ちゃん犬好きか?」って声。振り向くとオッサン。で、髪型がトイプードル。
 
 似るのそこかよッ!?

抱き上げられたワンちゃんはご主人の顔をベロベロに舐めるのでした。
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by ajicoba | 2008-01-23 19:50 | エッセイ
ロックの神様
 心配で心配で仕方がないのです。先日見掛けた、見たところ80歳過ぎのオジイさん。『リンキンパーク』のTシャツを着ていました。もし仮に、そのTシャツが『ストーンズ』だったならば…『ディープパープル』『エアロスミス』『イーグルス』だったならば…100歩も1000歩も譲って「ロック好きのハイカラオジイ」ってことで、何とか納得できるのかも知れません。が、『ピンクフロイド』『ピストルズ』『AC/DC』『U2』になったあたりから、どうも雲行きが怪しくなります。『ガンズ』『レッチリ』『ニルヴァーナ』になるともう駄目です。それはもう「ロック好きのハイカラオジイ」ではなく「ロック好きの孫のTシャツを勝手に着ちゃってる、ロッケンロールなオジイ」です。
 
 「あのジジィ!また人のオレのTシャツ着て行きやがった!母ちゃん、ちゃんとジジィに言っといてくれたのかよぉ!」「そんなに怒るなら自分で言いなさよ!お母さんだって言いにくいわよ!ねぇ!お父さん!何とか言いなさいよ!アナタのお父さんでしょ!」「・・・・・・・」。

 …心配で心配で仕方がないのです。
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by ajicoba | 2007-07-17 14:29 | エッセイ
以下省略。
 思いっ切り洒落たフレンチなんかに行くと、思いっ切りメニュー名が長かったりします。『オマールのサラダ仕立て トリュフとポロネギの温かいヴィネグレットソース リベージュのジェマとマテ貝の香草マリネを添えて』…って、もうここまで長いと、言ってる途中でカミカミになったり、グダグダになったりするのが目に見えているので、「オマールのサラダ仕立てください」って言えば良いでしょう。まさか店も客に全部を言わそうとは思ってないでしょうし、第一そういう店はメニューの数が少ないもの。それでも、もし全部を言わないと注文が何か判らないような店員なら、クビにしたほうが良いです。万が一、他に『オマールのサラダ仕立て トリュフとポロネギの温かいヴィネグレットソース リベージュのジェマとマテ貝の香草マリネを添えないでねッ』ってメニューがあるなら話は別ですが…。
 
 でも、ちょっとゴハンでもってことになって、ちょっと小洒落たお店に入ったりすると、ちょっとメニュー名が長かったりします。この『ちょっと』が困りもの。『山村さんちの朝摘みトマトとモッツァレラチーズのサラダ』とか『シェフが土鍋で3時間コトコト煮込んだタンシチュー』とか…。全部言ったほうが良いような…、省略したほうが良いような…。「サラダください」では、どのサラダか判らないので、きっと店員さんを困らせてしまうでしょうし、ひょっとしたら『モッツァレラチーズのサラダ』だって一つじゃないかも知れません。そこで「山村さんちの朝摘みトマトとモッツァレラチーズのサラダください」って頑張って言うと、「はい、サラダひとつですね」って、お前が省略すんのかい!ってなるので、メニューを指さして「コレください」って言うようにしています。
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by ajicoba | 2006-12-17 00:03 | エッセイ
お断り
 チラシ配りってのが、どうにも苦手です。貰ってもゴミになるだけなので、大抵は受け取りません。だからって、全く無視をするのも悪い気がするので、チラシを差し出されるたび「ごめんなさい、要らないです」などと言うのですが、謝ってみたところで結局貰わないのだから、どっちにしろ感じ悪いんじゃなかろうか?…とか、断るタイミングにしたって、差し出される前に「ごめんなさい」ってのも嫌な感じだろうし、内容を確認してからでは「要らないです」とも言いにくいし…、ちゃんと目くらい合わしたほうが良いのか?…とか、少しくらいは申し訳無さそうにしたほうが良いのか?…とか、何やかんやと気を巡らせて、何なら、急に声を出して声が裏返ったらどうしよう?などと思って、発声の準備の咳払いまでした末の「ごめんなさい、要らないです」は「別に彼方のことが気に入らないとか、通行の邪魔だとか、バイトを長引かせてやろうとか、そんなんじゃなくって、ただ必要無いものを貰っても、結局ゴミにしてしまうだけだし、資源の無駄だし、環境問題だ! 何て言うつもりは更々ないけれど、きっと他にそのチラシを必要としている人が居るはずだから、どうせならその人に渡せるように取っておいて下さい」って意味の「ごめんなさい、要らないです」なのです。はい、判って下さい。終わり。
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by ajicoba | 2006-08-29 05:08 | エッセイ



アジコバの考える毎日
by ajicoba
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