玄関先で誰かが大きな声で話している。どうも中年男性が携帯電話で話をしている様子。何処かの電話番号を相手に伝えたいらしく、躍起になっている。「ゼロ、ナナ、ニィの…、違う違うニィ、ニィ〜! 違うニィや、イチニィのニィ、イチの次、そう、せやからワンツーのツー、そう、そのツーや、そのツー、ゼロ、ナナ、ツーの…」。「ニィ」がいつの間にか「ツー」でも構わなくなったのは置いておいて、電話の相手は一体何と「ニィ」を聴き間違えていたのか?数字で聴き間違えそうなのは「イチ」と「ハチ」くらいのものだろうに。そのほうが気になって仕方がない。まぁ、ようやく伝わって一安心。数字ではあまり経験がないけれど、メールアドレスなどのアルファベットを電話の相手に伝えるときには、確かに困ったりします。「B」と「D」だったり「D」と「T」だったり、他のアルファベットも電話では、なかなか伝わりにくいもの。そこで「エルはリップのエル♪」みたいに「○○のエー」だとか「○○のビー」だとか言うのだけれど、この「○○」に入れる英単語が困りもの。咄嗟に出てこなくちゃいけなくて、しかもセンスが問われる大問題なのです。「リップのエル」なんて言ったら、言った自分どころか、言われた相手まで顔が赤くなりそうだし、「ラブのエル」ってのもキザっぽくって何だかなぁ。「ラブリーのエル」なんて言う男と仕事したくないし、だからって「ロングのエル」とか「リトルのエル」じゃ伝わりづらいし、「ラビットのエル」って、それ「アール」じゃねぇかって話だし、「ルイス・ハミルトンのエル」なんてF1好きにしか分かりません。 聴き取り易くって、短くて、みんなが知っている。しかも綴りが正確。そして言った後に赤面しない。今のうちに自分のメールアドレスの伝え方くらいは考えておいたほうが良さそうです。咄嗟に出てくる英単語って、結構恥ずかしいから。特に男性、咄嗟に出てくる「○○のエス」なんて大抵がアレですから…。
by ajicoba
| 2008-06-20 06:16
| エッセイ
|
カテゴリ
全体つぶやき エッセイ オシゴト モノコト 食コト 日記 以前の記事
2012年 03月2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 01月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 01月 2007年 07月 2006年 12月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 リンク
アジコバのデザイン事務所
二ビットデザイン 築山有城.com 感想日記 登り内荘 YUKI LOG DANCE DANCE DANCE うみうし部 antique kimono COROMO 琉球ゲストハウス 鶴見荘 英会話カフェ Long Island Cafe 検索
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||